中堅社員だからこそ語れる、ウエルシアの魅力。薬剤師×総合職のキャリア対談

約10年のキャリアを持つ中堅社員の二人。
薬剤師と総合職それぞれの視点で
これまでの道のりを振り返っていただき、
これからのキャリアについて語ってもらいました。

PROFILE

  • なかりょう
    総合職
    首都圏支社 首都圏北営業部
    埼玉(春日部)エリア エリアマネジャー
    2009年入社 ※取材当時

    日々の生活で人々に寄り添えるドラッグストア業界に興味を持ち、ウエルシアに入社。現在はエリアマネジャーとして多数の店舗統括を担当。

  • わかやましゅう
    薬剤師
    首都圏南営業部 小田原・平塚・伊勢原エリア
    調剤エリアマネジャー
    2012年入社 ※取材当時

    薬学部時代にセルフメディケーションの考えを知り、調剤併設のドラッグストアが持つ価値に共感。調剤リーダーを経て、現在は調剤エリアマネジャーとして多数の店舗を統括。

尊敬できる上司との出会いで視野と価値観が広がり、目指すキャリアが描けた。

中野

私は現在、本部の指示や方針を具体的な施策として店舗に伝える仕事をしています。売上目標に対する商品展開や、店舗の客層に合わせた販売施策などを、各店舗の店長や従業員たちに指導する仕事ですね。

若山

私は調剤エリアマネジャーとして、数値管理や調剤のオペレーション管理をしています。数値管理といっても総合職とは異なり、薬局内のスタッフ教育や健康相談会をはじめとする地域活動など、サービス向上に関わる数値です。

中野

たしかに、アプローチは違いますが目指すものは同じですね。総合職や店舗運営としては、赤字店舗の黒字化などの仕事に醍醐味がありますが、印象に残っているのはどのような仕事ですか。

若山

薬剤師の仕事としては、健康相談会が印象的ですね。管理薬剤師が中心となって講演を行ったり、患者さまから健康に関する相談を受けたり。ウエルシアが多くの人に必要とされているんだなと実感します。ご自身のキャリアの中で、ターニングポイントとなったのはどんな時ですか。

中野

やはり人との出会いですね。私が店長の時に出会った上司も、エリアマネジャー時代に出会った上司も、マネジメントのノウハウなど高度な指導をしてくれました。そのおかげで自分の視野が「店舗」から「会社」まで広がり、仕事における価値観や大切にすべき想いを知りましたね。

若山

私は実務ではありませんが、育児休暇です。休暇前は、どこか追われるようなプレッシャーも感じていましたが、休暇中に「もっとこうしてみよう」といったアイデアも出てきたので、それを実践して成功に繋がったこともあります。そして何より、ちょうどその頃に会社が合併してウエルシアになったので、環境の変化という意味でもターニングポイントでした。

中野嶺さんのキャリア

店舗配属→店長→エリア店長※→エリアマネジャー代行→エリアマネジャー

2009年の入社後、研修を経て店舗に配属。同期の中では比較的早く、入社2年目にして店長に就任。約5年間、同店舗の店長を務めた後に、近隣エリアの複数店舗を管理するポジションのエリア店長に昇格しました。さらにキャリアを経て、組織改編のタイミングでエリアマネジャー代行に。現在はエリアマネジャーとしてさらに広範囲の店舗を統括しながら、売上管理や販売戦略の立案などに携わっています。

※旧役職で現在は廃止
※取材当時

自分自身の成長だけでなく一緒に働く仲間とともに、目標達成に向けて歩んでいく。

中野

私はキャリアに対する意欲を強く持っていましたが、数字や成績を追求するだけでなく、常に意識していたのは「自分は優秀ではない」と思うことです。若くして店長になれた一方、未熟な部分が多いのも自覚していたので、謙虚な気持ちで日々のコミュニケーションから学んでいく姿勢を心がけていました。若山さんは、キャリア形成において意識していたことはありますか。

若山

私の場合、マネジメントに興味はありましたが、そこまでキャリアにこだわっていたわけではないんですよね。与えられた仕事を前向きに捉えて、結果を出して、次に繋げていこうという柔軟なスタンスです。そのおかげでいろいろな経験ができて、今に繋がっているように感じますね。中野さんは目指すキャリアを実現されてきた中で、成長したと感じるのはどのようなところですか。

中野

自分で判断できる力が身に付いてきたことは言えると思います。店長になったばかりの頃は「なぜ売上が落ちているのか」「なぜ客数が減っているのか」という理由がわからなかったんですよ。上司に教えてもらったり自分でわかる部分が増えてきたり、課題に対する解決策を自ら導き、判断できるようになった時は成長を感じますね。

若山

なるほど。私も成長という意味では、一緒に働く仲間の長所を見れるようになったと感じたことがあります。複数店舗を担当するようになると、いくら自分ががんばっても成果には繋がらないんですよね。どうすればみんなに協力してもらえるか考えた時に、たどりついたのが感謝です。感謝の気持ちを伝えながらマネジメントができるようになり、目標達成できた時に成長を感じます。

中野

たしかにそうですね。店舗においても人においても、できないことには必ず理由があって、それを一緒に探すのが大切ですよね。店舗の売り方や本人の考え方が良くなかったこともあれば、こちらの伝え方や指導が間違っていると気付くことも珍しくありません。一緒に考えて、ともに成長していくプロセスを大事にしています。

若山周人さんのキャリア

薬剤師(OTC)→薬剤師(調剤)→管理薬剤師→調剤リーダー→調剤エリアマネジャー

2012年の入社後、池袋の物販専門店にてOTC薬剤師として勤務した後に、川崎の店舗で調剤業務に携わりました。東京の店舗に異動となり、新規薬局の立ち上げに貢献。その後は別の店舗の管理薬剤師に就任して数年間のキャリアを積み、調剤リーダーのポジションに昇格しました。約3年間、複数店舗の管轄をした後にエリア内での異動を経て調剤エリアマネジャーに就任し、さらに広範囲のエリアを担当しています。

※現在はOTC薬剤師に限定した働き方はありません
※取材当時

ウエルシアで自分の可能性を広げていき数多くの挑戦を

中野

ウエルシアの良さは、上司との距離感の近さや、部下の育成に積極的なところですね。もちろん、運や相性もありますが、ウエルシアは成長しようと努力している人や挑戦している人を応援する社風であることは間違いありません。組織としての風通しの良さは、ウエルシアの魅力の一つだと思います。

若山

あとは人が多く、事業規模が大きく、エリアも広範囲なので、自分に合ったキャリアパスを選べることも特徴ではないでしょうか。選択肢の数だけ自分の可能性が広がっているのも魅力だと思います。中野さんは今後、さらなるキャリアアップを目指されているのでしょうか。

中野

そうですね。店舗や現場をしっかり把握できるという意味で今のポジションに不満はありませんが、営業統括部長といった幹部クラスも目指していきたいですね。ただ、役職よりも、これからは自分の独自価値を高めていき、会社にも従業員にもお客さまにも「あの人に相談したい」と必要とされる人財になりたいと考えています。若山さんの今後の目標はいかがですか。

若山

まずは調剤エリアマネジャーとして1人前になることです。そして、ウエルシアが掲げている「地域に信頼される薬局」というビジョンにも共感しているので、その実現ですね。売上や事業規模の拡大だけでなく、地域の人々に信頼されて、愛されるドラッグストアでありたいと思っています。

中野

そこは総合職としても大切にしているポイントですね。あと学生や若手社員に伝えたいのは、どんどん聞いてもらいたいということ。わからないのが当たり前なので、私たちに気を遣うことなく、目標達成や成長のためのコミュニケーションをしてほしいですね。

若山

やれるかやれないかを考える前に、まずやってみた方が良いよ、とも思います。失敗しても学べば良いし、私たちがフォローするので、ぜひウエルシアで数多くの挑戦をしてもらいたいですね。