ウエルシアヒストリー HISTORY

日々進化し、ドラッグストアの枠を超えて
事業を展開するウエルシアの歴史を、
企業文化とともにご紹介します。

1965

商店街の小さな薬局一ノ割薬局

※後にグリーンクロスへ社名変更

埼玉県春日部市に15坪の小さな薬局を開局。当時の処方箋は歯科のみ、調剤点数は手計算でした。この頃から、お客さま・患者さまにより良い健康への提案をトータルで行いたいと考え、「面分業」での調剤を柱に据えてきました。創業者の故・鈴木名誉会長は「薬局にたくさんの商品を置けば、調剤の待ち時間を利用して必要なものを買ったり、化粧品を見て楽しめる場所にすることができる」と話し、調剤併設ドラッグストアの出店を思い描いていました。

1974

十字薬局が誕生

※のちにコアへ社名変更

1989

ドラッグストア1号店オープン

1997

グリーンクロスとコアが合併

接客を強みにしている「グリーンクロス(一ノ割薬局)」と、毎日が安売りという「コア(十字薬局)」。まったく異なる会社同士が合併をしました。この時から、合併でも、中途入社の従業員でも、会社のやり方を植え付けることはせず、多様な経験、多様な考え方を尊重する文化に。双方の良さが発揮され、相乗効果を生んだことが、その後のウエルシアの発展に繋がる一番大きな成功理由かもしれません。

2000

さらなる発展のため、イオンと業務・資本提携を結ぶ

合併したものの規模は小さく、業績は芳しくなかったグリーンクロス・コア。グローバルな視点を持ち、ドラッグストアに情熱を注ぐイオンからは、学ぶことが多くありました。イオンとの提携により知名度を大きく上げることができ、多くの人の支えや協力によって時代とともに進化・成長を遂げるようになります。今でもイオンが大切にしている「社会を支える」という考えのもと、利益の一部を災害支援や次代を担う子供たちの活動環境整備など、「イオン1%クラブ」へ参加し社会貢献活動をサポートしています。

2001

「差別化を以て戦わずして勝つ」を意識して、さらなる成長へ

商品やサービスを差別化すれば他社と競わなくても勝てる。故・鈴木名誉会長からのウエルシアの社訓です。豊富な知識を持ち、お客さまや地域に合わせたご提案など、ありとあらゆる分野で果敢に挑戦してきました。お客さまに“違い”を感じていただける店づくりを懸命に続けていたからこそ、世の中の成長と同じように成長路線に乗り、今日の場所にたどり着いたのだと考えています。

2002

合併は、会社に多様性を生むきっかけに

株式会社池野を吸収合併し、店名を「ウエルシア」に統一。「大きい方に合わせるのではなく、小さい方の真似をしよう」と考えることで、規模が拡大するにつれて失いつつあった感覚をよみがえらせ、改めて無駄を省き、そして「一緒にやっていこう」という想いを共有できるようになりました。合併は相手企業に合わせるのがウエルシアの方針であり、異なる風土を受け入れるということを大切にしています。

2008

介護サービスの充実でいつまでも健康な暮らしを提供

多様な介護事業を展開する寺島薬局がウエルシアグループに加入。寺島薬局は小さな会社でしたが学ぶところがたくさんあり、寺島流に変わったことも多くありました。デイサービス併設ドラッグストアもその一つ。管理栄養士が利用者向けの献立を作り、個別に栄養相談を行っています。ほかにも血行促進効果のある炭酸泉での入浴サービスも好評です。住み慣れた地域で安心して暮らせるためのトータルサポートを、ウエルシアでは多方面から実践しています。

2012

東証一部上場

2015

地元との結び付きを大事にする「ウエルカフェ」

地域の身近な交流の場として、また地域の困りごとや不安を受け止める場として「ウエルカフェ」を設置。第1回目のイベントでは、軽度認知症の方が集まって歌を歌ったり体操をしたり、お茶やコーヒーを飲みながら紙芝居を見たり、楽しく過ごしていただきました。若年層世帯の多い地域では、子育て支援のイベント開催もしています。地域の老人ホームによる「お買い物ツアー」や、地域の農家による「新鮮野菜直売市」などにも利用されています。

2016

B.B.ONオープン

2017

シンガポール1号店オープン

2018

「今よりも、もっと。」の想いをお客さまの笑顔のために

会社の「想い」と従業員の「想い」を一つにまとめた『カプセル』という指針をつくりました。これからのドラッグストアは、ただ必要な商品を提案するのではなく、お客さまの多様なニーズに合わせ、「暮らしを応援していく」という新しい提案が必要になってきます。私たちが目指すビジョンは「生活のプラットフォームになる〜専門総合店舗の実現〜」です。専門総合店舗として、地域に欠かせない存在となるために専門性を磨き、お客さまの一生涯が笑顔あふれるものになるよう全力でサポートすることを誓いました。

2022

売上高1兆円企業へ

ウエルシア薬局は日本のドラッグストアで初めて売上高1兆円 に到達します。社会の課題に正面から向き合い、地域の皆さまの暮らしを守る唯一無二の企業です。ウエルシアの社会インフラとしての役割は、日本だけではなく世界で進む高齢化に対しても重要さを増していくと確信しています。この規模感をもって、さらにその先のASEAN No.1のドラッグストアという高みを目指し、社会に貢献していきます。